今日は東京→徳島間を1日で往復し申した。中々ハードでござったよ。

道中で『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』を読んだので、つらつらと書いてみるでござる。

経済学者の方がAIの発達で、未来の雇用がどのようになっているかを予想した本。面白かったので一気に読んでしまった。

AIが単純な内容の労働や事務仕事をとっちゃうのは間違い無いだろう。その上で、著者の方は「仕事をしている人間は将来的に1割くらいになるんじゃないか」と予想している。

これは極端にも思えるが、人間以上の働きをする汎用的なAIが誕生すれば、そのような状況になってもおかしくはない気がする。

興味深いのが、仕事が無くなった後で生きてくるのはベーシックインカムの仕組みだと主張している点。

1割くらいの人しか働いていないということは、必然的にとんでもない程の収入格差が生じることになる。9割の人は働いていないのだから。

その場合、生活保護のような審査が必要でややこしい仕組みよりも、一律で所得税を上げて、一律でベーシックインカムを実施した方が良いのでは?と。

これは確かに一理あって、仕組みがシンプルで非常に無駄が少なく、所得に応じて負担が変化するならば、必然的に高所得層の富を分配する形になる優秀な仕組みと言える。

ただ、見方を変えると「高所得層に富が集中する」ということは「大規模な投資によってイノベーションが生まれる」機会も増えるわけで、実際にGAFAなどは膨大な研究開発費を投じて世の中の役に立つテクノロジーも生み出しているわけだ。

そう考えると、ベーシックインカムがいかに有益な仕組みであったとしても、100%正しい施策だとは言えなくなるだろう。

このへんは難しいね。

個人的には安定収入を得て趣味に打ち込むのって、生き方としては素晴らしいと思う。かつ、好きなことに打ち込んでいるからこそ生まれるものもたくさんある。

前例が無い以上、結局のところ「そうなってみないとわからない」のかもしれないな。

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